もう1ヶ月ほど経ったのですが、先日個人事業の開業届を提出いたしました。
これまで複数の案件にリモートで携わるという業務形態ながらも、会社に所属し給料という形で報酬をもらっていたので、「職業は?」と聞かれても「IT系フリーランス…かなぁ」という曖昧な答えだったのですが、これで正式にフリーランスとなりました。
開業にあたっての手続き
従業員を雇うのでなければ提出する書類は以下の3つです。
1および2は管轄する税務署、3は都税事務所に提出します。(何が違うんだろう…)
書き方などは書籍やネットにたくさん情報があるのでそちらに譲るとして、実際に提出して初めてわかったことを記録しておきます。
青色申告承認申請書は提出したほうがいい
3つの書類のうち2の書類の提出は任意で、提出しない場合は白色申告になります。青色申告は白色申告に比べて厳密に帳簿をつけるかわりに65万円の控除を受けることが出来るのですが、青色申告でも選択によって簡易簿記方式にすることができ、この場合は10万円の控除を受けられます。書類を提出するだけですので、提出しましょう。
備付帳簿名の欄は分からなくても悩まないでいい
2の書類保管する帳簿を現金出納帳、売掛帳、買掛帳、…とたくさんある中から選択しなければならないのですが、通帳や領収書をちゃんと整理し、MFクラウドやfreeeなどの会計ソフトを使うのであればあまり気にしないでいいようです。
開業日は自由に決めていい(3月15日までに提出の場合)
今回、書類の提出が引越しのタイミングと重なり、すぐに住所の変更届を出すのは面倒なので提出期限を過ぎてしまったのですが、年明けから報酬や経理の管理を変えていたので開業日を1月1日にしてもいいかと質問したところ、特に問題なく提出できました。
これはその年の青色申告の申請期限が3月15日より前だったからで、年の半ばで提出する場合は税務署によく確認をとったほうがいいと思われます。
今後の抱負
提出書類には屋号という欄があって書いても書かないでもいいのですが、同じ業態や地域の事業と被らなことが条件なので、このドメイン「sinki.cc」を記入しました。
今まであまりコンテンツがなかったので、ドメインは維持しながらもサーバーを移したりする度にスクラップアンドビルドしていたのですが、屋号としてしまったからにはコンテンツの拡充を図りたいなと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。